学校でバングラデシュ紹介&ノクシカタ体験

日本・バングラデシュ文化交流会では6月19日に日本外国語専門学校の国際関係学科でバングラデシュ活動紹介の授業を行いました。この学科では授業の一環で七夕バザーにバングラデシュの手工芸品の販売協力を行っています。今年も学生が主体となってバングラデシュの紹介と製品の販売を行う予定です。

また、6月21日には芸術留学科でバングラデシュのノクシカタ刺しゅう体験授業を行いました。着古したサリーを補強することからはぐくまれてきた伝統の刺しゅう。単調なステッチの繰り返しからいろいろな文様が生まれます。

15人の学生がそれぞれに用意した生地に刺しゅうを施しました。男子学生も熱心に取り組んでいたのにはびっくり!

それぞれに味わいある作品が出来上がりました。

バングラデシュの伝統刺繍を楽しく体験!

1月7日に、市ヶ谷にあるJICA地球ひろばでノクシカ刺しゅうの体験セミナーを行いました。
当日は35名の方に参加していただき、バングラデシュの農村女性の暮らしやノクシカタの話に耳を傾けながら、実際に小さな作品を作ってみました。

実際に作ってみることで、ノクシカタ刺しゅうのたいへんさを感じ取っていただけたのではないでしょうか。
今後もこのようなセミナーをいろいろな所で実施していきたいと思っていますので、機会があったらぜひご参加ください。
この勉強会はゆうちょ財団の支援で行いました。(2017/1/21)


日本外国語専門学校でバザー開催  嬉しい完売報告です♬

2016/8/19〈日本外国語専門学校(JCFL) 国際関係学科バザー担当より〉

 

私たち日本外国語専門学校・国際関係学科は、昨年ネパールで発生した震災をきっかけに、去年からこの学内販売協力活動を行っています。途上国の商品を仕入れ販売することで、現地の人々の収入、技術の発展につながることを目的として行いました。

昨年からNGO団体の方々にご協力いただき取り組んできましたが、今回は、日本・バングラデシュ文化交流会様のご協力を得て、アジア最貧国とも言われるバングラデシュの伝統的な刺繍商品「ノクシカタ」や様々な商品を扱いました。途上国の発展に少しでも役に立ち協力することができてとても嬉しく思います。

 

これから本格的に夏を迎える時期で、また学内で浴衣を着るイベントの日と重なったこともあり、浴衣とセットで使用できるノクシカタ刺繍商品は人気があり、女子学生たちからの評判が良く、多くの商品を買ってもらいました。今回用意したノクシカタは、おすすめの商品としてバザー前から学内で宣伝し、これらを目当てに来ていただいた方もいました。学生にとっては少々値段も張るので、プレゼントとして購入した方も目立ちました。

今後の活動の際は文房具関連のものやパスケースといったものが欲しいという声があり、また現地のお菓子などの食べ物を望む意見もみられました。

 

グローバルな視野をもった学生や先生が多く在籍する学校であるため、こういったイベントで異文化に触れることができるのは嬉しいという声もありました。また、前回の活動では外国人の方はほとんど見られなかったのですが、今回は多くのネイティブの先生方も協力してくださいました。アジアの文化に触れることのできる商品に魅力を感じたという意見が多くあり、今までわからなかったニーズを知ることができました。

次に活動するときには、今回の経験で得た多くの意見を活かし、さらに輪を広げてバングラデシュの文化に触れる機会を提供することができると思いました。

 

今回で2度目となる学内販売協力活動でしたが、今後も学年を超えて途上国の発展に関わっていきたいと思います。最後に、販売協力実績は118,700円にのぼり、並べた品物は学生や先生方をはじめ、全て学校の協力者皆さまの手へと渡りました。

ありがとうございました。 

 

::JBCEA後記::

バザーに先立ち629日松本理事長と脊戸(理事)2名は、JCFL国際関係学科のクラスでバングラデシュの国や人々、JBCEA活動紹介を行いました。学生の皆さんは礼儀正しく、真面目でとても熱心で、質問も積極的でした。

驚いたことに、学生さんたちは一つ一つの品物にベンガル語イラストを入れるなど、バザー当日に向けて勉強の合間に努力されていたのです。その熱意と協力に感謝の意を表す為に「感謝状」を贈りました。JBCEA一同感謝の気持ち一杯です。 ドンノバッド!!!



もっと知りたいボンドゥの国カレーパーティー第2回

2015/11/15

11月15日日曜日東京第一友の家(池袋)で10時より、講師に伊藤佳代さんをお招きし、カレー講習会を行いました。総勢15名が参加。メニューは、川の多いバングラデシュで一般的な魚のカレーがメイン料理。

今回講師をお願いした伊藤さんは、バングラデシュ人の旦那様と結婚され、ダッカでお嫁さんとして大家族の中で同居生活を楽しんだ、細身だけどパワフルな方です。伊藤さんはなじみのお店と交渉の末、カレーのために立派なカレイを調達してくださいました。

 

メニューは、カレイのカレー、ダルスープ、じゃがいものボルタ(ボルタは火を通した野菜を調味料とともに手で混ぜた料理)、ナスのボルタ、ディメール・ハルワ(卵のデザート)。特にダルスープには玉ねぎの旨味が浸み込み、バングラデシュのおふくろの味を感じなんとも幸せな気分を感じました。

このおいしいカレーを食べながら、サリーを上手に着こなした伊藤さんはバングラデシュの主婦目線の生活を語ってくださいました。

お忙しい伊藤さん、また来年もおいしいカレーを教えてくださいね。


<会報ボンドゥ32号 の一部を紹介します>